熟読していないからなんとも言えないが・・・。

「非実在青少年」規制の改正案が出ていることをやっと知りました。
ちょっと耳にしたのは2日ほど前のニュースで。詳細をしったのは今日です。
いつかこんなのでるんだろうなと思っていました。
前回、児童ポルノで性的描写に関して問題視されていたということもありますが、
漫画とか読んでて「これってギリギリおｋ？」という考えを持ったことがあったからです。
じゃあ、お前は賛成なのか？と聞かれたら、答えは「いいえ」です。
正直、もっと早く知っていたら行動を起こしていたかったです。知るのが遅すぎた。本当に悔しい。
反対する理由ならいくらでもあるのに。自分はあまりにも世間に疎すぎた。子供が抜けていなかった。
ここでいくら叫んでも何もならないというのは知っています。だけど言わせて下さい。
せめてこの場を借りて言わせて下さい。

まず私が今のところ理解している部分のみ書いてきたいと思います。
(私もあまり読解力が無いのではっきりといえませんが・・・。)
「非実在青少年」というのは御察しのとおり18歳未満二次元キャラのことをさします。
今回の改正案はそのキャラたちの性的描写等を規制するということになります。
他に暴力表現・反社会表現などの描写が見られる作品も規制の対象となるようです。
以上の規制の対象となっている作品は処分というかたちになると。
私の理解しているところはこんな感じです。

じゃあなんで反対か。
それは私が単にヲタクだからというわけではありません。あまりにもひどいしやりすぎだと感じたからです。
理解が薄いというのもあると思います。確かに「大丈夫かな」と思う作品もあります。
でも作品をやり取りしている上でキチンとルールを作って守っている人だっているではありませんか。
同人誌での１８禁の規制は口が酸っぱくなるほど言っていたルールのひとつです。
自分の作品を守る為こんなに一生懸命やっているのに、それでもダメですか？
１８禁の作品は年齢確認もキチンと行っているサークルも多いし、ちゃんと区別をつけています。
２つ目に、違憲ではないのか？
日本には「表現の自由」という法があります。ぶっちゃけ今まで数々の作品が守られてきたのはこのおかげだと思います。
今回の場合だと違憲になるのではないかと。改正案を通したいのなら憲法を変えてからにしてください。
憲法を変えること自体、この改正案を通す何倍も大変な時間がかかると思いますが。
違憲であるという認識は持っているようですが・・・。ここら辺はなんでだろうか・・・。
表現の自由の認識は以下のようです。(私的で申し訳ないのですが。)
表現に関して国が縛り付けてはいけない。ただ最低限のルールは守りましょう、という感じです。(モザイクとか伏字とかいわゆるピー的な)
最近ではモザイクがちっこくなっているのが気になりますが、やってるやんというのが私の意見です。
「表現の自由」があるからこそ日本の文化は育っていく、私はそう考えます。
表現といっても人の数だけ何通りもあるから問題も発生する。でも１から１０まで否定せず解決に導けばいいんではないかと。
３つ目に、どうしてそんなに漫画・アニメを蔑視するのか。
改正案賛成意見のなかで「？」と思われる言動が見られました。「狂信的」とか「障害」とか。
どうしてそんなに私たちを忌み嫌うのでしょうか・・・？というかそんなひどいこと考えてたんですね。
「漫画・アニメは芸術に含まれない」という考えなのでしょうか。それはちょっと違うのではないかと。
どうしてもそう考えてしまうのであれば人間である以上仕方の無いことと思いますが、
その言葉を議会の場、意見を述べる場で発するのは適していないと私は考えます。
正直そのワードが使われたというのを知り、傷つきました。その言葉は心の中に吐き捨てようよ・・・。
下等芸術とでも考えているのでしょうか。まず芸術に関してレベル分けするのもどうかと。
とにかく区別していると思われる言動を口に出してほしくなかったなぁ。
ついでに言わせていただきますが「成人向けアダルト雑誌」に関してはどうなんですか？
こっちが問題視されているのならそっちも・・・と考えないのでしょうか。
４つ目に、問題をどう解決するか。
分かりやすくズバッといいますと「１８禁作品の管理をきちんとする」。
即売会等での販売につき必ず年齢確認を行ったうえで作品を渡す。やってるサークルも多いと思いますが。
徹底的に管理することに越したことはないと私は考えます。
管理していることを理解してくれれば十分効果はあると思うのです。

あーだこーだと喚きましたが、ここで私が喚いたって遅いし何も無いのです。
ですが、反対だという意思はここに残しておきたいと考えたから書かせていただきました。
私は稚拙な文しか書けないし、この改正案を完全に理解できるほどの読解力を持ち合わせていません。
ここでとどめておくことにかなり悔しいと感じる部分もありますが、一人でも多くの方に読んでいただければと。
世間にもう少し目を向けようと考え直させられました。

最後まで読んでいただいた方には感謝御礼申し上げます。